海原純子公式BLOGです
海原純子のHarvard Diary

心のサプリ

「いかに」するかが大切

先日ハワイで講演会をした。 参加者のお一人がこんな話をされた。彼女は、現地のコミュニティーカレッジでお花のアレンジメントの先生をされている。生徒の一人、ごく普通に楽しく作品をつくる女性が、長い間、心のバランスを崩してカウ …

日傘とマスク

 ボストンは日差しが強烈だ。夏は当然だが、冬も雪が降った後に晴れると、まぶしくて雪焼けしてしまう。  勤務先の医療センター周辺には高層ビルも少なく、ちょっと歩いている間でも日焼けする。去年の夏はひどく日焼けし、リゾートに …

スピーチはうまくなる

 アメリカ人は人前で話すのが得意で日本人は下手、と思っている方が多いのではないだろうか。  先日、オバマ大統領がヘルスケアプランを発表していた。ほぼ1時間にわたるスピーチを「読まず」に話していたのをテレビで見たが、ずい分 …

失敗とのつき合い方

 のど元過ぎれば、という言葉がある。痛い思いをしたからこりたかと思いきや、また同じことをする。こういうタイプはダメな人とレッテルをはられることが多いが、あなたはいかが?  そうした分類をされると、私自身はダメな人のジャン …

思考を手放すひととき

 今、アメリカではマイケル・ジャクソンの死にからみ、不眠症治療薬のさまざまな『カクテル』の報道が盛んになされている。それによると、それこそ尋常ではない量の睡眠薬や抗不安薬が投与されていたことがわかる。  中には普段では使 …

「チェンジ」は当たり前? 

 4ヶ月ぶりにハーバード大学の研究室に戻ったら、「日本ではまだ同じ大学で教えてるの?」と聞かれてびっくり。たった4ヶ月で替わるわけないじゃない、と思ったけれど、相手にはまったく当たり前の質問らしくてそのことにまた驚いた。 …

結果至上の国、日本

 アメリカの社会学者の論文を読んでいたら、ちょっと驚くデータが発表されていた。国別に、「結果が不確実なことを避ける傾向」についてランキングをつけている。つまり、結果がはっきり良いとわかったものでないと一歩踏み出さない、と …

頭上のオレンジ

アメリカ発のカウンセリングに、「頭上のオレンジ」というものがある。 頭の上にオレンジをのせる。といっても、実際にオレンジをのせて歩くのではない。イメージするのである。頭の上にオレンジがひとつのっていると想像し、そのオレン …

アサーティブ3つのステップ

アサーティブ(assertive)という言葉がある。バイリンガルのアメリカ人の友人は「この言葉ってうまく表現する日本語がないよね」と言う。自己主張的と訳されることもあるが、ちょっと感じが違う。自己主張というと何となく他者 …

要注意「年寄り一律引退論」

若いころ、「まだお若いですからね」という理由で、なにかとやりにくいことが多かった。 十分もうお若くなくなって、さてこれからと思ったら、「もう年じゃないですか」などと言われそうだ。そんな思いをなさっている50代、60代の方 …

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