9月2010

秋の夜のリビングねこ

秋の夜のベランダねこ

秋の書斎猫

寿司とコラボレーション

お寿司はお好きですか?日本人で、嫌いな人は少ないだろう。「スシ」は、今や日本だけでなく、世界中でヘルシーメニューとして人気が高い。ボストンでも、「オスシ」という店名のレストランがある。

握りを食べるといつも、これぞ「コラボレーション」だと思う。例えば中トロの握り。中トロをおつまみで食べるのと、ごはんと一緒に握るのでは、全くの別物だ。大トロもちょっと炙ってごはんと海苔と一緒にいただくと、単品とは別物。どちらも、中トロ以上、大トロ以上になる。別々に食べるより、一緒にした時こそ、そのものの力がより以上に発揮できる。これがコラボレーションだ。

こんなにもコラボレーション精神があるわが国で、なぜ研究や政治でのコラボレーションができないのだろう。例えば、私は臨床で個人と個人のコニュニケーションに関わり、今はヘルスコミュニケーションで医療情報を一般の方にいかに伝えるかを研究する分野で仕事をしている。アメリカのこの分野では、マスコミ、臨床家、公衆衛生の基礎医学者、社会学者など、さまざまな分野の人が情報交換したり、勉強会やミーティングを開いている。

常々私は、ハーバード大学のヘルスコミュニケーションのチーフから、「どうして日本は、いろんな分野の人が集まってミーティングしないのか」と質問され、返答に窮する。そんなミーティングを企画したい、と思う。しかし、やればどうなるか容易に想像がつき、二の足を踏んでしまう。

参加者がおのおのイコールの立場で接しにくく、すぐ縦型、ピラミッド構造ができる。肩書、役職、社会的地位、知名度で上下関係が固定化する。こうした縦型組織ができやすいのが日本の弱み。企業間は利益を目的にコラボレーションが成立しやすいが、研究だとこの精神が消えるのが残念だ。

富山で講演会

富山講演会


富山講演会のあと近くの公園で


なんと白さぎがいます