Eat, Talk, Tweet
食べて、語って、つぶやいて

単語・イディオム
frisson:「スリル」
offshoot:「派生したもの」
squeamish:「潔癖症の」
high-blown:「調子にのった、思い上がった」
ethos:「精神」
zeitgeist:「時代精神」

要約
この夏のニューヨークの食のトレンドは、高級レストランでも家庭料理でもなく、インディーでクリエイティブな屋台が集まるイベントが中心になりそうだ。ポイントは、レアでローカルで手が込んでいて、目新しい食べ物であること。友達が誰も食べたことがないものを見つけ出し、SNSに写真をアップしてフードライター気分で自慢する、というのが都市のグルメの新しいスタイルになりつつある。屋台は低いコストで始められるため、食の流行もコロコロ変わる。今はロブスター・ロールと煮込み肉が王道で、韓国系の創作料理も人気だ。新たなメディアの活用やアンダーグラウンドな評価が重視されるという意味で、70~80年代の現代アート・シーンに通じるところがある、という声も聞かれる。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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コメント
元サイトではフードや屋台のスライドショーも見ることができます。流行っている店や料理ではなく、ユニークで珍しい食体験を自慢したがる、というのがいかにも新しい物好きのニューヨーカー、という感じです。ニューヨークの夏の楽しみといえばストリートフェアですが、今年はいつも以上のワクワクが期待できるかも。記事タイトルは、数年前ベストセラーになったエリザベス・ギルバートの”Eat, Pray, Love”のもじりでしょうか。