Is It Summer? Time to Party at the Museum
夏といえば、美術館でパーティー!

to the uninitiated: 「なじみのない人にとっては」
word spreads: 「噂、評判がひろまる」
knock-offs:「模造品」
the day’s bill:「その日の演奏プログラム」

要約:
NYクイーンズのロング・アイランド・シティにあるMOMA PS1(近代美術館クイーンズ分館のひとつ)では、今年も夏恒例のアート・パーティー、Warm Upが開かれている。町民は無料(一般15ドル)のこのパーティーは、7月から9月にかけて毎週土曜日に開催。新進アーティストの作品が展示されるかたわら、バックヤードに食べ物、飲み物のベンダーが軒を連ね、バンドやDJによるライブも開催されるなど、さながら「ストリートのないストリート・フェア」のよう。「毎年、毎週、必ず参加する」という地元の人々や家族連れも多く、全員が「大きな家族」のような雰囲気を楽しむことができる。アートが人をつなげるこのイベントが、クイーンズの夏の風物詩になりつつある。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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短い紹介記事ですが、写真を含め、夏をめいいっぱい楽しむニューヨーカーの雰囲気が伝わってきます。最先端のアートと、人と人とのローカルなつながりを同時に楽しむことができるのは、まさにNYならではです。記事の最後で紹介されている会場デザインの手法も、「地元参加型」でとてもチャーミングです。