Social Media Takes on Role of Presidential Questioner
大統領選に向け、ソーシャルメディアを利用した質問会を開催

eonversation: 「インターネットを通じた会話」という意味の造語のようです。
trending: 「方向付け」
moderate: 「穏やかにする」という意味で使われることが多い動詞ですが、この場合は「司会をする」
in part: 「一部においては」
put someone on the spot:「~を困らせる」
full-blown:「本格的な」

要約:
オバマ氏は次期大統領選に向けて、ツイッターを通した有権者との対話集会を開催することを決定した。集会ではまずツイッター・ユーザーが自由に質問を投稿し、その中から選ばれた質問にオバマ氏がライブで応える。質問の選出はツイッター社と、任意で選ばれた10名のユーザーが行う。選出に開催者側の意図が入り込む可能性はないのか、民意を正確に反映できるのかなど、不明確な点がいくつかあるのは確かだ。しかし、ソーシャル・ネットワーキング・サービスが広く浸透した今、「既存の報道機関に頼るだけでは、有権者と交流して心をつかむことはできない」という認識はアメリカの政治界で定着しつつある。今や、政治家や選挙候補者への質問をジャーナリストやブロガーまかせにするのではなく、膨大な数のツイッター・ユーザーが直接投げかける時代になったのだ。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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The Caucus(「党員集会」の意)というNY Times内の政治ブログの記事です。2ページと短く、読みやすい文体です。今回の対話集会、対立する共和党はどう応じているかというと、公式ウェブサイトで「オバマ氏を困らせる質問をしよう」と呼びかけて、”tough questions”の例を掲載しているとのこと。実際の質問例は、ぜひ記事を読んでみてください。SNSを利用した選挙活動、今後さらに発展していきそうです。