ツイッターは2009年頃から利用者が爆発的に増加したソーシャルネットワークです。その頃アメリカの研究室で仕事をしていた私は、アメリカにおけるツイッターの利用の仕方と日本でのツイッター利用の違いを感じて興味を持ち、昨年、日本のツイッター利用者にツイッターのメリットや利用状況、精神的満足感などについて調査を行ない本にまとめました(「ツイッター幸福論」角川書店)。アメリカでは情報発信・収集としての役割が優位なツイッター、日本ではユーザーは30代、40代が主流で、単なる情報収集目的だけでなく、自分の気持ちの表現の場としてツイッターを使い、そこで共感を得たりできるメリットを感じている方も多くみられました。日本語という言語の持つ特殊性も日本でもツイッター利用の特徴の背景にあるようです。
今回の震災の際には、インターネットをはじめツイッターは非常に多く使われていました。ツイッターはどのように利用されたのでしょうか? 震災時の情報収集には何が役立ち、こころの不安を取り除く為にはどのような情報が必要なのでしょうか?またチェーンメールや風評を防ぐにはどのような対策が必要でしょうか?
新しいソーシャルネットワークを有効に使う為の対策を考えることを目的に、皆さんの協力をお願いしたいと思います。ツイッターを使う方も使わない方も是非参加していただき「震災と情報」について語り合いたいと思います。
ご意見をお聞かせ下さい。

海原純子

こちらから参加できます。匿名による調査です。よろしくお願いします。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=41274