今回の原発事故では、アメリカにすむ日本人は、アメリカのメデイアと日本の報道との間のGapがすごくて戸惑ったそうです。
先日わたしもtweetしましたがアメリカの読者からのNewYork Timesへの投稿で
“日本のマスコミは原発事故を過少報道している”というのがありました。

March 17のNYTimesから
Chuck Neigen氏の談話、
Chuck 氏によると福島原発今後かなり問題は長期化するとのこと。

“Easy Fixes at Reactors in long run are elusive”
応急処置の長期的効果は疑わしい

というタイトルの記事です。

チェルノブイリでは事故後7ヶ月かけて原子炉のまわりに「石棺」(コンクリの建造物)が建築されたが、この建物では放射線を完全に封印することはできないうえに、崩壊の危険が指摘されている。この石棺を新しく造り替える計画は90年代初めから着手されているが、少なくとも15億ドルの費用が必要とされている。(石棺方式についてはこの後も記述が続きます。福島の場合は建築に7ヶ月よりさらに時間がかかるだろう。また、冷却を続けることが可能ならば、コンクリで埋めるのが長期的には最善の処置とは限らない。冷却に成功したら、原子炉の汚染部分を解体し、瓦礫と燃料はどこか別の場所に長期的に封印するのがいいかもしれない。

“The whole thing is going to be a huge challenge” in the long run, said Chuck Negin, executive vice president of Project Enhancement Corporation, who has worked on decommissioning nuclear facilities for the Department of Energy. After the immediate crisis ends, he said, “It will take a year or two just to get the plant stabilized and find out what the conditions are.”