昨日レコーディング

piano 山本剛
base 香川裕史
drums 安藤政則

FM浜松火曜日「ラジオですもの」のテーマ曲になります。
jazz standard でMoonlight in Vermont
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2009.10.30 fri

秋のふーチャン。




2009.10.30 fri

日傘とマスク

 ボストンは日差しが強烈だ。夏は当然だが、冬も雪が降った後に晴れると、まぶしくて雪焼けしてしまう。

 勤務先の医療センター周辺には高層ビルも少なく、ちょっと歩いている間でも日焼けする。去年の夏はひどく日焼けし、リゾートに出かけたみたいになったので、今年は日傘をさして歩いた。去年は誰一人として日傘をさしていなかったから遠慮したが、今年はそんなこと言ってはいられない。

 多分、ボストン中探しても、日傘をさして歩いた人間は私以外いなかったと思う。皮膚がん防止のために紫外線に注意しようといくらキャンペーンをしても、習慣はなかなか変えられないらしい。日傘とマスクはアメリカの習慣にはないようだ。

 さて、今年6月、ハーバード大学がボストン住民1800人余りを対象に新型インフルエンザに関する電話アンケートを行った。先ごろ発表された報告書によると、インフルエンザが流行してもマスクをかけようとする人はわずか3%以下なのである。マスクが売り切れになるわが国とはだいぶ違う。

 その一方、共有のパソコンを使う際の手指の消毒に関しては厳重である。例えば、コミュニティーカレッジで行われるパソコン教室では、教室の入口にアルコール消毒のコットンなどが置かれていて、手指を消毒しないとパソコンを使用できないようになっている。私が在籍するダナ・ファーバー研究所でも共有で使用するパソコン周辺には同様の消毒が必須だ。

 共有のパソコンはたしかにインフルエンザ流行時の盲点になりやすい。先日、東京で新型インフルエンザが集団発生した高校では、理系進学組の生徒らが狭い部屋でパソコンを使ったのが引き金になったと聞いている。教室に入る前に手指を消毒する習慣のない日本。日傘とマスクの習慣がないアメリカ。それぞれの習慣が病気予防の決め手になることが多い。



2009.10.25 sun

スピーチはうまくなる

 アメリカ人は人前で話すのが得意で日本人は下手、と思っている方が多いのではないだろうか。

 先日、オバマ大統領がヘルスケアプランを発表していた。ほぼ1時間にわたるスピーチを「読まず」に話していたのをテレビで見たが、ずい分日本とは違うなあ、と思ったりした。

 学会も同じで、アメリカの学会では、パワーポイントの文字数はごくわずかで、ポイントだけが紹介され、あとは発表者が「読まず」に「話す」。

 日本の学会だとパワーポイントの文字数は多くて、「話す」人は少なく「読みあげる」人がほとんど。だから私は、アメリカで発表する時と日本の時ではパワーポイントを作りかえる。

 それでは、本当にアメリカ人は話すのが得意で日本人は下手かというと、私は決してそうではないと思う。要はトレーニングと経験の問題なのだ。

 アメリカの場合、カリキュラムにパブリックスピーキングや、リーダーシップという単位のある大学が多い。もちろんパワーポイントを使い効果的に話をするというコースもある。スピーチ内容だけでなく、いかに聞き手とコンタクトをとるか、どんなふうに動くか、なども評価される。学生が互いに問題点っを見つけあったりする。こうしたコースで経験を積めるから、人前でのスピーチが上手になるのである。

 私の所属するダナファーバー研究所(ハーバード大学の関連施設のがん研究所)では、職員向けにパブリックスピーチのクラスが開かれていて、職員なら誰でも参加できる。平日のランチタイム、あるいは仕事が終わった後に行われているのだが、参加者の話を聞くと「自分は人前で話すのが子供のころ震えるくらい苦手だった」という人が多いのに驚いた。アメリカ人はスピーチが得意なのではなく、スピーチの訓練を積み、経験しているのだ。苦手は訓練でしかのりこえられない、と痛感した。


失敗とのつき合い方

 のど元過ぎれば、という言葉がある。痛い思いをしたからこりたかと思いきや、また同じことをする。こういうタイプはダメな人とレッテルをはられることが多いが、あなたはいかが?

 そうした分類をされると、私自身はダメな人のジャンルに入る。ボストンにいて、ものすごく硬いパンをかじり、セラミックの歯がかけたのが3回。コンピューターのパスワードを書きとめておくのを忘れ、四苦八苦したのが2回。その他もろもろのトラブルは、いずれも失敗してから、ああまたやっちゃった、と気づく。

 痛い思いをしたのをすぐ忘れて不注意な人間だなぁ、とあきれるのだが、最近おもしろいことに気づいた。なぜすぐそうなるか、という点だ。

 つまり、イヤなことをケロリと忘れ、次のステップに進んでしまうからなのだ。そして、失敗しない人というのは、多分過去の痛い思いをいつまでも忘れずにいる人なんじゃないか、と思ったりした。いつまでものど元をすぎないから、注意深く失敗しない。

 どちらがいいのかはわからないし、いい悪いという問題ではないかもしれないが、その人の傾向ととらえてはどうだろう。

 私は子供のころ、母親にしじゅう「また同じことをして」と怒られた。母親は失敗をいつまでも覚えていて、注意深い傾向の人だったから、私の不注意を学習不足だと思ったのだろう。

 先のことを考えて過去を忘れてしまう人と、過去をしっかり覚えて注意する人。人はさまざまだ。過去をしっかり覚えてつらい感情だけを抜きとり、学習したことだけを記憶に残すようにしたら失敗を未来に生かすことができる。これは難しいけれど、すぐつらさを忘れて先に進むタイプの人は「私ってダメな人」と決めつけず、「つらい思いをすぐ忘れられる」特質をもっているととらえつつ、少しは過去をふり返るのもいかが。

2009.10.11 sun

思考を手放すひととき

 今、アメリカではマイケル・ジャクソンの死にからみ、不眠症治療薬のさまざまな『カクテル』の報道が盛んになされている。それによると、それこそ尋常ではない量の睡眠薬や抗不安薬が投与されていたことがわかる。

 中には普段では使用しない手術の時の前投薬もあるようで、マイケルさんが特別の立場だったために投与を受けられたことも悲劇の引き金になったようだ。しかし、これだけの量の睡眠薬に依存するような不眠症に陥ること自体が悲劇といえるだろう。

 不眠症に苦しんでいる方は多いと思うが、野生動物に不眠症はないだろう。ものを考え、悩むことを覚えた人間ゆえの特別な病気なのだと思う。現在は便利な睡眠導入剤もたくさんあるから、いざとなれば服用すればいい、ということもあるけれど、やはりまずは生活改善と「思考を手放すひととき」をつくることをおすすめしたい。

 8月末から再びボストンで研究生活をしていたが、ホストンに着いて数日間は確実に睡眠のリズムが乱れる。朝早く目が覚めて夕方眠くなるというお決まりの時差ぼけ。生活のリズムが乱れると睡眠のリズムも当然乱れる。

 現代人は日々の生活が時差ぼけのようなリズムになってしまう方が多いのではないだろうか。夜遅くまで仕事やインターネットやテレビで頭を使い、神経をすりへらす。その割に肉体を使っていない。脳だけ使って体のエネルギーは消費していないというアンバランスも不眠症の引き金だ。

 不眠症の改善と予防には、夕方の運動が有効だ。眠る直前の運動はかえって目がさえるので、夕方の散歩やストレッチをおすすめしたい。
 そして夜、「思考を手放すひととき」をつくってほしい。不安をまぎらわすために深夜パソコンで時を過ごすことが逆に不眠の引き金になる。受験生や夜仕事をする人は、ぜひ「考えない時間」を。

2009.10.4 sun

「チェンジ」は当たり前?

 4ヶ月ぶりにハーバード大学の研究室に戻ったら、「日本ではまだ同じ大学で教えてるの?」と聞かれてびっくり。たった4ヶ月で替わるわけないじゃない、と思ったけれど、相手にはまったく当たり前の質問らしくてそのことにまた驚いた。

 職場を替わることは日本でも抵抗がなくなってきたが、これはアメリカの影響だろうか。家を替わることも買い替えも当たり前で、タクシーに乗って運転手さんと話していたら、大体7年に1回は家を買い替えると言っていて、日本は住宅ローンを親子2代で払うこともあると話したら仰天していた。

 離婚にも抵抗がなくて、オバマ大統領の父親はたしか3回結婚しているし、母親は2回結婚していたと思う。

 大型の薬局兼スーパーに行くと、生活雑貨や薬などにまじってパソコン用テーブル、ランプ、加湿器まで売られていて日本に比べるととても安い。つまり、使い捨て、というコンセプトなのである。日本のように質のよいテーブルをずっと長く使うような思考性がないのだ。ボールペンも鉛筆も食料品も、1セットが大量で余ってしまう。どんどん使ってどんどん捨ててください、という雰囲気である。

 不都合なことはさっさと替えるという思考性はいいこともあるが、そればかりではさみしいなあ、と思ったりする。自分に合わない場や、嫌いになった人にさっさと別れを告げることは、「嫌だ」という感情を抑圧することがないから、それはそれでストレスは減る。

 しかし、人間の心の成熟には、合わない場と少しでも居心地よく折り合いをつけたり、嫌な人となんとかコミュニケーションをしようと工夫することが役に立つ。このところ、人も使い捨てという雰囲気があるが、かつての人もものも長く大切にということの良さもどこかに残しておきたい。

2009.9.27 sun

インフルエンザ

Boston市長とHarvard大学では新型インフルエンザに対して、共同で対策をとることを政策決定しています。




インフルエンザにたいしての講義最新情報。いかに世界をpandemicから守るかという講義が行われています。



2009.9.16 wed



短い夏が過ぎすでに秋。なんとダウンjacketを着ていた人もいました。



2009.9.15 tue