From Milk to Peas, a Chinese Food-Safety Mess
粉ミルクから豆まで、中国の食の安全が崩壊状態

単語・イディオム
laced with:「混入している」
relaxation:「(規制などの)緩和」
welter of:「寄せ集めの」

要約
中国で市販されている乳児用粉ミルクから水銀が検出され、メーカーが自主回収に踏み切るというショッキングな事件が話題を呼んでいるが、中国国内ではこのほかにも食の安全に関するスキャンダルが頻発している。食品油が下水交じりの状態でドブから回収されて再利用されていたケースや、干からびた豆を漂白剤に漬けて着色した「人工グリーンピース」、細菌に汚染されているために暗闇で光る肉まんなどの例が後を絶たない。最近では、食の安全に関するインターネット検索が検閲対象になっているとの報告もある。また、これらのスキャンダルの影響で乳製品メーカーを中心に株価が下落し、ヨーロッパ等の投資家にとっては絶好の投資機会となっている。混迷を極める事態を前に中国政府は対策に追われているが、互いに相反する規制が入り乱れているため、改善につながらないのが実情だ。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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コメント
このほかにもいくつかの例が挙げられていて、かなり衝撃的です。人工グリーンピースなどいくつかの例については過去記事へのリンクが張ってあり、それぞれ詳しく読むことができます。