a href=”http://www.nytimes.com/2012/06/30/world/asia/thousands-in-tokyo-protest-the-restarting-of-a-nuclear-plant.html”>In Tokyo, Thousands Protest the Restarting of a Nuclear Power Plant
東京で再稼動に反対する大規模な抗議活動

単語・イディオム
take to the street:「通りに出て抗議活動をする、デモをする」

要約
大飯原発の再稼動が目前に迫った6月29日、東京の首相官邸前はスローガンを叫び、太鼓を叩いて抗議する市民で溢れかえった。参加者の数は発表媒体によって大きな開きがあるが、主催者側は15万人と伝えている。このような規模の抗議活動が東京で行われるのは、長年にわたって政治的無関心が蔓延する日本では異例のことだ。しかし、フクシマのメルトダウン以降、政府権力に対する日本人の不信感は日に日に高まっており、多くの人が今回の再稼動への決定は国民の不安を無視する行為だ感じ、憤りを募らせている。野田首相は今回の決定を夏の電力需要ピークに向けて停電を防ぐための処置だとしているが、世論調査によると3分の2の国民は再稼動に反対しており、専門家の多くは国民の反発は今後ますます強まるだろうと警告している。(NY在住の翻訳家、横島智子)

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コメント
「大きな音だね」という野田首相のコメントが”They are making lots of noise”と訳されているのが印象的です。逆訳すると、「うるさいやつらだ」という感じでしょうか。英語だけで読んだ人は、独裁者の台詞のような印象を持つのでは。